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兵士の革命 : 1918年ドイツ

木村靖二著

(ちくま学芸文庫, [キ33-1])

筑摩書房, 2022.8

タイトル読み

ヘイシ ノ カクメイ : 1918ネン ドイツ

並立書誌 全1

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注記

文献目録: 巻末pi-xxiv

人名索引: 巻末pxxv-xxviii

シリーズ番号はブックジャケットによる

東京大学出版会 1988年刊の文庫化

内容説明・目次

内容説明

第一次世界大戦末期の1918年11月、キール軍港で勃発した水兵蜂起は、海軍から陸軍へ、さらに一般民衆を巻き込みながら国内全域へと広がっていく。この「ドイツ革命」は、世界にその国力を誇った帝政ドイツに終焉をもたらし、以後ドイツは、ヴァイマル共和国、ナチス政権と、短期間で大きく国制を変えていくことになる。その出発点たる「革命」は、いかなる性格のものであったのか。本書は、“兵士の革命”を、軍内部を軸として詳細に分析し、その後のドイツ史と20世紀ヨーロッパ史全体へとつなげる野心的な試みである。

目次

  • 序章 問題の所在と課題(ドイツ革命史研究の現状;問題点;新たな課題)
  • 第1章 革命状況の形成と成立(第一次世界大戦とドイツの戦時体制;革命状況の成立)
  • 第2章 ドイツ海軍の水兵運動(大洋艦隊での出撃阻止行動;キールの水兵蜂起)
  • 第3章 陸軍兵士運動と兵士評議会(本国軍の兵士運動;前線軍兵士の動向と兵士評議会)
  • 終章 兵士革命の運動と論理(兵士運動の諸段階;兵士の革命の論理と理念)

「BOOKデータベース」 より

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