大正自由教育が育てた力 : 「池袋児童の村小学校」と子どもたちの軌跡

書誌事項

大正自由教育が育てた力 : 「池袋児童の村小学校」と子どもたちの軌跡

門脇厚司著

岩波書店, 2022.8

タイトル別名

大正自由教育が育てた力 : 池袋児童の村小学校と子どもたちの軌跡

タイトル読み

タイショウ ジユウ キョウイク ガ ソダテタ チカラ : 「イケブクロ ジドウ ノ ムラ ショウガッコウ」 ト コドモ タチ ノ キセキ

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注記

主要参考文献: 巻末p1-7

内容説明・目次

内容説明

画一的な知識偏重から脱し、一人ひとりの個性を尊重して、子ども主体の教育を目指した大正自由教育運動。一九二〇年前後から活発化した運動の中で、最も先進的な実践を行い、わずか一二年で閉校した「池袋児童の村小学校」の教育内容や、子どもたちのその後の人生への影響などを、かつての在校児童らの声などをもとに追う。問題山積の現代の教育に何を問うのか。

目次

  • 序章 一〇〇年前の教育実践に学ぶべきこと—本書の意図と目的
  • 第1章 大正自由教育の興隆—子ども主体の教育を待望する時代的特性
  • 第2章 大正期の幻の小学校—池袋児童の村小学校の足跡
  • 第3章 池袋児童の村小学校の子どもたち—家庭環境とその後の進路
  • 第4章 子どもの個性を尊重し「学ぶ力」を育む—ラジカルな教育実践の実際
  • 第5章 個性重視・自由教育の効果を検証する—「学び続ける力」が子どもたちにもたらしたこと
  • 終章 日本の教育をどう転換するか—大正自由教育の教育的意義を踏まえて

「BOOKデータベース」 より

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