書誌事項

1970年代文化論

日高勝之編著

(青弓社ライブラリー, 106)

青弓社, 2022.8

タイトル読み

1970ネンダイ ブンカロン

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収録内容

  • みえにくい一九七〇年代 / 日高勝之著
  • 「からかい」からみる女性運動と社会運動、若者文化の七〇年代 : 雑誌「ビックリハウス」におけるウーマン・リブ, フェミニズム言説を通じて / 富永京子著
  • 家族とテレビドラマの一九七〇年代 : 「ホームドラマ」から「反ホームドラマ」への転換とその背景 / 米倉律著
  • 「司馬史観」への共感とポスト「明治百年」 : 「教養主義の没落」後の中年教養文化 / 福間良明著
  • 大島渚と蓮實重彦 : 反時代・フランス・マゾヒズム / 日高勝之著
  • 太田竜 : ポスト新左翼の「革命」とアイヌ民族運動の胎動 / 藤巻光浩著
  • 東郷健 : マイノリティ・ポリティクスとアートの不都合な関係 / 長﨑励朗著
  • テレビが媒介するナショナルな時空間の編成 : NHK『新日本紀行』を中心に / 米倉律著
  • 四畳半テレビ : CATVとビデオ・アートが夢見た「コミュニティメディア」 / 飯田豊著
  • 「癒合」の時代 : 一九七〇年代のリアルと現代性 / 日高勝之著

内容説明・目次

内容説明

“政治の季節”だった1960年代と、大衆消費社会の進展やバブル文化の開花に特徴づけられる80年代に挟まれた70年代の文化がもつ特性とは何か。映画、テレビ、音楽、雑誌、アート、社会運動などを横断的に検証し、新自由主義、新左翼、ポストモダン、戦後民主主義が複雑に交錯した文化の深淵に迫る。

目次

  • みえにくい一九七〇年代
  • 第1部 家族・若者・中高年(「からかい」からみる女性運動と社会運動、若者文化の七〇年代—雑誌「ビックリハウス」におけるウーマン・リブ/フェミニズム言説を通じて;家族とテレビドラマの一九七〇年代—「ホームドラマ」から「反ホームドラマ」への転換とその背景;「司馬史観」への共感とポスト「明治百年」—「教養主義の没落」後の中年教養文化)
  • 第2部 政治・性・マイノリティ(大島渚と蓮實重彦—反時代・フランス・マゾヒズム;太田竜—ポスト新左翼の「革命」とアイヌ民族運動の胎動;東郷健—マイノリティ・ポリティクスとアートの不都合な関係)
  • 第3部 国家・地方とメディア(テレビが媒介するナショナルな時空間の編成—NHK『新日本紀行』を中心に;四畳半テレビ—CATVとビデオ・アートが夢見た「コミュニティメディア」)
  • 「癒合」の時代—一九七〇年代のリアルと現代性

「BOOKデータベース」 より

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