絶望に寄りそう聖書の言葉
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絶望に寄りそう聖書の言葉
(ちくま新書, 1685)
筑摩書房, 2022.9
- タイトル読み
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ゼツボウ ニ ヨリソウ セイショ ノ コトバ
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注記
主要参考文献: p217-219
内容説明・目次
内容説明
約二〇〇〇年前に書かれたユダヤ・キリスト教の聖書には、現代に生きる私たちと同じように人生の絶望と苦闘した人々の物語が詰まっている。働くことの空しさを嘆くコヘレト、不条理な災難に次々と遭うヨブ、夢を叶えらないモーセ、運命から逃げるヨナ、師を裏切ってしまうペトロ、自らの死を予感するイエス…、旧約聖書を専門とし、牧師としても聖書の魅力を伝える著者が、登場人物たちの七転八倒から、現代の読者に生きる力を与えるメッセージを読み解き紹介する。
目次
- 1 孤独に立ちすくんだとき(イスラエルの祖ヤコブ—決してあなたを見捨てない;預言者エリヤの挫折—弱音を吐きたくなったら ほか)
- 2 働くことに疲れたら(コヘレトの空しさ—働く意味が感じられなくなったとき;安息日とは何か—働くことから距離を置く ほか)
- 3 妬みの気持ちに向き合うために(カインとアベル—嫉妬の気持ちから目を背けない;嫉妬に狂ったサウル王—プライドをかなぐり捨てて生きよ ほか)
- 4 家族の大切さを忘れかけたとき(兄たちを赦したヨセフ—憎しみから赦しへ;女たちに守られたモーセ—家族から与えられた命 ほか)
- 5 死を受け入れるために(約束の地に入れなかったモーセ—夢を人に託す幸せ;神を呪ったヨブ—問うのではなく不条理に答える ほか)
「BOOKデータベース」 より