パンデミックから何を学ぶか : 子育て・仕事・コミュニティをめぐる医療人文学

書誌事項

パンデミックから何を学ぶか : 子育て・仕事・コミュニティをめぐる医療人文学

カリ・ニクソン [著] ; 桐谷知未訳

みすず書房, 2022.9

タイトル別名

Quarantine life from cholera to COVID-19 : what pandemics teach us about parenting, work, life, and communities from the 1700s to today

パンデミックから何を学ぶか : 子育て仕事コミュニティをめぐる医療人文学

タイトル読み

パンデミック カラ ナニ オ マナブカ : コソダテ・ シゴト・ コミュニティ オ メグル イリョウ ジンブンガク

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注記

文献: 巻末piv-xxii

内容説明・目次

内容説明

パンデミックはいつの時代も私たちを分断し、同時に、私たちがどれだけつながっているかを教えた。次の、またその次のパンデミックが訪れたときのために、歴史に学び、経験を語り継いでいこう。

目次

  • 第1章 #女たちの声を聞け—天然痘、ワクチン、そして細菌以前の世界 一七二一年
  • 第2章 危険な取引—人々が死んでいくあいだも国を繁栄させ続けるには 一七二二年
  • 第3章 人はみんなつながっている—コレラが教えたコミュニティのありかた 一八三二年、一八四八年、一八五四年
  • 第4章 手を洗いなさい—公衆衛生キャンペーンの歴史 一八四五‐一八七五年ごろ
  • 第5章 どこもかしこもバイ菌まみれ—人類を救った細菌の発見が、人類を滅ぼすかもしれないのはなぜか 一八七五‐一九〇一年
  • 幕間 反逆の章—死について話そう、ベイビー
  • 第6章 荒療治と危険な療法の歴史—リスク回避がかえって危険な行動につながるのはなぜか 一八七五‐一九〇一年
  • 第7章 終わりなき倫理の議論—アメリカの個人主義と健康保菌者の問題 一九〇六年
  • 第8章 子どもたちはだいじょうぶではない—一九一八年のインフルエンザ・パンデミック並みの病気が子どもたちを襲ったら 一九一八年
  • 第9章 疫病は差別をしない—いかにして性感染症が特権階級のはったりを暴いたか(そして新型コロナウイルスがわたしたちのはったりを暴くか) 一八八五年&一九八五年
  • 第10章 『ホット・ゾーン』の罪—いかにしてひとりの作家がエボラ出血熱の恐怖をあおるキャンペーンを始め、それが今もパンデミックの封じ込めを妨げているか 一九九四年
  • 終章 新型コロナウイルス感染症のもっとも暗い見通し(と流れを変える方法)

「BOOKデータベース」 より

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