死者を巡る「想い」の歴史
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死者を巡る「想い」の歴史
岩波書店, 2022.9
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死者を巡る想いの歴史
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シシャ オ メグル「オモイ」ノ レキシ
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Note
文献一覧: p283-292
引用史料略年表: 巻末p1-3
Description and Table of Contents
Description
古代・中世を生きた人びとは、人の死をどのように受け止め、死者をどのような想いで送ってきたのだろうか。遠くに旅立たないで身近にいてほしい、夢でもいいから時には語りかけてほしい。そうした想いを抱く人も多かったのではないか。いっぽう、世を去る人はどんな想いを遺して逝ったのだろうか。—歴史の流れの中で交錯する、死者と生者、それぞれの想念のあり様を、万葉集をはじめとする数多の文学作品を手がかりに探る。
Table of Contents
- 第1章 死者を送る、死者を悼む(家族・親族との死別;家族・親族以外の別れ)
- 第2章 遺された側の想い(慰め合う人々;遺された身の孤独 ほか)
- 第3章 死者の世界へ(死に行く者の思い;死への諦念 ほか)
- 第4章 なお残る死者への想い(蘇る思い出;夢に託す想い ほか)
- 第5章 使者とその霊魂(死者の霊魂と肉体;説話や物語に見る死者の霊魂 ほか)
- 補章 能楽—負の他界の死者
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