橘嘉智子
著者
書誌事項
橘嘉智子
(人物叢書 / 日本歴史学会編集, [通巻316])
吉川弘文館, 2022.10
- タイトル別名
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橘嘉智子
- タイトル読み
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タチバナノ カチコ
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注記
「新装版」は親書誌にかかる
シリーズ番号はジャケットによる
略年譜: p248-257
参考文献: p258-278
内容説明・目次
内容説明
平安前期、嵯峨天皇の皇后。奈良麻呂の変で凋落した橘氏に生まれるも、嵯峨の寵愛を受けて皇后にまで上り詰める。嵯峨の死後も仁明天皇の母として影響力を発揮し、承和の変ではその決断が結末を左右した。尼寺檀林寺を創建するなど篤く仏教を信仰し、晩年には橘氏の教育施設である学館院を設立。後世の「檀林皇后」像を取り払い、その実像に迫る。
目次
- 第1 家系と出生
- 第2 嵯峨後宮への道
- 第3 嘉智子の婚姻
- 第4 皇后嘉智子の誕生
- 第5 嘉智子期の皇后と皇后宮
- 第6 皇太后そして太皇太后へ
- 第7 太皇太后嘉智子の宗教活動
- 第8 承和の変と嘉智子
- 第9 晩年の嘉智子
- 第10 嘉智子の崩御とその後
- 第11 嘉智子像の変遷
「BOOKデータベース」 より