教養としての能楽史
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書誌事項
教養としての能楽史
(ちくま新書, 1690)
筑摩書房, 2022.10
- タイトル読み
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キョウヨウ トシテノ ノウガクシ
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注記
参考文献: p199-207
能楽史年表: p208-215
内容説明・目次
内容説明
能は退屈どころか、本当はとてつもなく面白い。七百年におよぶ日本の伝統文化の蓄積があるからだ。太閤・秀吉や五代将軍綱吉は相当な能狂いだった、桃山時代までの能は今のおよそ二倍の速度で演じられていた、世阿弥の晩年はよくわからず、その著書『風姿花伝』は明治末年まで一般にはその存在すら知られていなかった—等々、能の歴史を楽しく学びつつ、日本の伝統芸能の本質も理解できる。日本人なら教養として知っておきたい、確かな史料に基づいた能楽史の入門書決定版。
目次
- 第1章 能の成立と世阿弥(すべては“翁”からはじまる;「もうひとつの能」 ほか)
- 第2章 太閤の能狂い(実力は「神変奇特」;壮大な自画自賛 ほか)
- 第3章 武家式楽の裏側(「犬公方」は「能公方」;大名になった能役者 ほか)
- 第4章 能の近代(能の「御一新」;「天覧」を争う旧公家・大名と元勲 ほか)
「BOOKデータベース」 より