絵画を読む : イコノロジー入門

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絵画を読む : イコノロジー入門

若桑みどり著

(ちくま学芸文庫, [ワ4-5])

筑摩書房, 2022.10

タイトル読み

カイガ オ ヨム : イコノロジー ニュウモン

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注記

NHK出版 1993年刊

シリーズ番号はブックジャケットによる

美術史略年表: p234-235

参考文献: p242-249

内容説明・目次

内容説明

絵画のもつ意味、それを“解釈”するにはどうしたらよいか—。その基礎的方法論のひとつとして挙げられるのが図像解釈学(イコノロジー)である。本書は、カラヴァッジョ『果物篭』、ボッティチェッリ『春』、ブロンズィーノ『愛のアレゴリー』、ブリューゲル『バベルの塔』等、重要な名画12作品を取り上げ、関連作品と比較しつつ、その背後にある思想や意味世界への接近を試みる。イメージの読み解きによって、美術の深みと無限の感受性への扉を開ける、美術史入門書の決定版。

目次

  • カラヴァッジョ『果物篭』〜快楽のはかなさ〜
  • ティツィアーノ『聖なる愛と俗なる愛』〜愛の二面性〜
  • ボッティチェッリ『春』〜愛の弁証法〜
  • ニコラ・プサン『われアルカディアにもあり』〜死を記憶せよ〜
  • ミケランジェロ『ドーニ家の聖家族』〜父と母と子〜
  • フラ・アンジェリコ『受胎告知』〜神と人の出会い〜
  • レンブラント『ペテロの否認』〜人間の弱さ〜
  • ブロンズィーノ『愛のアレゴリー』〜愛の虚妄〜
  • ジョルジョーネ『テンペスタ(嵐)』〜男性原理と女性原理〜
  • デューラー『メレンコリア1』〜自然哲学と芸術の結合〜
  • バルドゥング・グリーン『女の三世代』〜老いについて〜
  • ピーテル・ブリューゲル『バベルの塔』〜文明への警告〜

「BOOKデータベース」 より

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