「立方体が描けない子」の学力を伸ばす

書誌事項

「立方体が描けない子」の学力を伸ばす

宮口幸治著

(PHP新書, 1328)

PHP研究所, 2022.10

タイトル別名

立方体が描けない子の学力を伸ばす

タイトル読み

「リッポウタイ ガ エガケナイ コ」 ノ ガクリョク オ ノバス

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注記

コグトレテキスト一覧: p234-237

内容説明・目次

内容説明

立方体の模写は、標準的な子どもであれば大体7歳から9歳までの間にクリアする課題である。しかし著者は少年院に、立方体が描けない中学生や高校生が数多く収容されていることに気づく。「見たり聞いたりする力の弱さが非行の原因なのでは?」と考え、認知機能を強化するトレーニング法を探すも、適当なものが見当たらない。「これは自分で作るしかない」と腹をくくり、周囲の協力も得て、社会性や身体性をも伸ばす教材「コグトレ」を考案。本書ではその内容と、少年たちがトレーニングで変化したプロセス、さらに子どものモチベーションについて親に知っておいてほしいことを綴る。

目次

  • 第1章 立方体が描けない子どもたち(精神科外来には本当に問題がある子は来なかった;少年院で立方体が描けない少年に出会う ほか)
  • 第2章 困っている子どもの特徴(困っている子どもの特徴5点セット+1;認知機能の弱さ ほか)
  • 第3章 非行少年たちへのトレーニング(大学病院で自由な時間ができてしまった;子どもにReyの図を描かせた医師はいなかった ほか)
  • 第4章 困っている子どもたちへの具体的支援(社会面、学習面、身体面の3方向からの包括的支援;学習面のコグトレ、認知機能強化トレーニング ほか)
  • 第5章 子どものやる気を引き出すためのヒント(子どもに勉強させたかったら、親が勉強すればいい;学習の集中力を付けるには ほか)

「BOOKデータベース」 より

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