入門講義ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』

書誌事項

入門講義ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』

大谷弘著

(筑摩選書, 0237)

筑摩書房, 2022.10

タイトル別名

入門講義ウィトゲンシュタイン論理哲学論考

ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』 : 入門講義

タイトル読み

ニュウモン コウギ ウィトゲンシュタイン『ロンリ テツガク ロンコウ』

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注記

参考文献: 巻末pv-xiv

内容説明・目次

内容説明

哲学の役割は物事を丸ごと説明するテーゼを提示することではない。ウィトゲンシュタインはぼやけた物の見方を論理的に明確化し、世界や人生のディテイルから目を逸らさぬようにと、私たちをガイドする—。二〇世紀最大の哲学書『論理哲学論考』とはどのような本なのか。独特の概念を一つずつ押さえ、難解かつ複雑に枝分かれした『論考』の議論をわかりやすく読み解くとともに、世界的な解釈論争にも分け入り、後期哲学への連続性も視野に、ウィトゲンシュタインの思考を生き生きと描き出す。

目次

  • 第1講 『論理哲学論考』とはどのような本なのか
  • 第2講 世界、事実、事態、対象—形而上学か端的なナンセンスか
  • 第3講 写像理論
  • 第4講 記号、シンボル、ナンセンス
  • 第5講 記号言語と形而上学
  • 第6講 言語と論理
  • 第7講 真理操作、量化子、独我論
  • 第8講 論理学、数学、自然科学
  • 第9講 倫理に関わる言葉たち
  • 第10講 ガイドとしての『論理哲学論考』
  • 第11講 哲学は学説ではなく、活動である

「BOOKデータベース」 より

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