語られざる占領下日本 : 公職追放から「保守本流」へ
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語られざる占領下日本 : 公職追放から「保守本流」へ
(NHKブックス, 1275)
NHK出版, 2022.10
- タイトル別名
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語られざる占領下日本 : 公職追放から保守本流へ
- タイトル読み
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カタラレザル センリョウカ ニホン : コウショク ツイホウ カラ「ホシュ ホンリュウ」エ
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内容説明・目次
内容説明
一九四五年八月から七年半の間、日本は独立国ではなかった。GHQの干渉は今に至るまで日本の政治に影を落としている。本書は、関係者の手記やインタビュー、遺贈文書を検証し直し、証言の少ない占領期の出来事に新たな角度から光を当てる。公職追放という“政治的な死”を避けるために、有力者らは球団を創設し、アメリカ通をブレーンにし、秘密結社に入った。追放を免れた側では、首相の座をめぐって政治史が修正され、現在まで続く「保守本流」の系譜が巧妙に形作られていく。戦後史と日米関係の捉えなおしを迫る、俊英による力作。
目次
- 序 「あのお話はなかったことにして下さい」
- 第1章 広島カープの生みの親・谷川昇の軌跡
- 第2章 「バルカン政治家」三木武夫の誕生
- 第3章 フリーメイソンと日本の有力者たち
- 第4章 田中角栄伝説と戸川猪佐武『小説吉田学校』
- おわりに 「道義のない民主主義はありません」
「BOOKデータベース」 より