女を書けない文豪 (オトコ) たち : イタリア人が偏愛する日本近現代文学
著者
書誌事項
女を書けない文豪 (オトコ) たち : イタリア人が偏愛する日本近現代文学
KADOKAWA, 2022.10
- タイトル別名
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女を書けない文豪たち : イタリア人が偏愛する日本近現代文学
女を書けない文豪 (オトコ) たち : イタリア人が偏愛する日本近現代文学
- タイトル読み
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オンナ オ カケナイ オトコ タチ : イタリアジン ガ ヘンアイ スル ニホン キンゲンダイ ブンガク
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注記
参考文献一覧: p321-330
内容説明・目次
内容説明
『舞姫』『こころ』『真珠夫人』etc.ああも女心をわからないのは、なぜ??古典文学ではあんなに巧みだったのに(嘆)。日本文学を偏愛し、恋愛下手も自認する翻訳者が文学史の誇る「最もくどくてどうしようもない男」たちから謎に迫る。未読でも既読でも楽しめる、ロマンスで読み解く日本近現代文学。
目次
- 第1章 恋に恋してるだけ 泣き止めばケロッとするオトコたち(元カノって、忘れなきゃダメですか—森〓外『舞姫』一八九〇年;ママの呪縛—徳富蘆花『不如帰』一八九九年;妄想こそはオジサンの生きる道—田山花袋『蒲団』一九〇七年)
- 第2部 結局のところ、俺様が主人公 意識高い系の憂鬱に悩むオトコたち(大人のこころの謎解き—夏目漱石『こころ』一九一四年;妖婦は男性によって創られた—谷崎潤一郎『痴人の愛』一九二五年;男性重視はどうにも隠せない—太宰治『ヴィヨンの妻』一九四七年 ほか)
- 第3章 とことんウザいいつまでも諦めないオトコたち(ロマンチック・ラブという「病」—尾崎紅葉『金色夜叉』一八九八年;「新しい女」まで後一歩は本当か?—菊池寛『真珠夫人』一九二〇年;ほんとうに怖い恋愛の話—江戸川乱歩『人でなしの恋』一九二六年)
「BOOKデータベース」 より