この父ありて : 娘たちの歳月
著者
書誌事項
この父ありて : 娘たちの歳月
文藝春秋, 2022.10
- タイトル別名
-
この父ありて : 娘たちの歳月
- タイトル読み
-
コノ チチ アリテ : ムスメ タチ ノ サイゲツ
大学図書館所蔵 件 / 全59件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
主要参考文献: p272-277
内容説明・目次
内容説明
不朽の名作を生んだ9人の女性作家たち。唯一無二の父娘関係が生んだ、彼女たちの強く、しなやかな生涯。
目次
- 渡辺和子—「私は父の最期のときを見守るために、この世に生を享けたのかもしれない」
- 齋藤史—「もののふの父の子に生れもののふの父の寂しさを吾が見るものか」
- 島尾ミホ—「死ニタイ、シンドイ、結婚シタ事ヲ悔ヤム。ジュウ(父)ヲ捨テテ来タバチカモ」
- 石垣りん—「父と義母があんまり仲が良いので鼻をつまみたくなるのだ」
- 茨木のり子—「いい男だったわ お父さん 娘が捧げる一輪の花」
- 田辺聖子—「やさしい言葉の一つもかけることなく、父を死なせてしまった」
- 辺見じゅん—「父が亡くなり、私もまた死んだと思った」
- 萩原葉子—「私はまさしく父親の犠牲者としてこの世に生まれた」
- 石牟礼道子—「憎くて、ぐらしかおとっつあま、地ごく極楽はおとろしか」
「BOOKデータベース」 より