国際関係の系譜学 : 外交思想理論
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書誌事項
国際関係の系譜学 : 外交思想理論
(シリーズ転換期の国際政治, 17)
晃洋書房, 2022.11
- タイトル別名
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国際関係の系譜学 : 外交・思想・理論
- タイトル読み
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コクサイ カンケイ ノ ケイフガク : ガイコウ シソウ リロン
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注記
執筆者「森田吉彦」の「吉」は土に口の置き換え
参考文献: 章末
収録内容
- 「歴史の終わり」の終わりか「歴史の回帰」か / 葛谷彩著
- イギリスのマレー半島政策とシャムの宗主権問題 / 阿曽沼春菜著
- 越境移民と人種間対立 / 春名展生著
- 国家威信の系譜学 / 宮下豊著
- 歴史を飼い馴らす / 西村邦行著
- 朴正熙政権に見る権威主義体制と米国の関与 / 劉仙姫著
- 東西ドイツ統一プロセスとポーランド西部国境問題 / 板橋拓己著
- 「3つのサークル」と戦後イギリス対外政策の系譜 / 小川浩之著
- フランス外交と「多極世界」の系譜 / 小窪千早著
- パクス・アメリカーナ以前の覇権論 / 葛谷彩著
- 中華世界秩序論と国際政治学 / 森田吉彦著
内容説明・目次
内容説明
アメリカでのドナルド・トランプ大統領の誕生やブレグジットといった出来事を境に「リベラル国際秩序」の終わりを巡る論争が展開されている。これらの、グローバル化が進む一方でアイデンティティが強く主張される現象はどのように捉えればよいのだろうか。本書では国際関係の歴史を遡り、過去から現代を照射すること、また、現代の視点から過去を捉え直すことで、複雑な国際関係の理解への糸口をさぐる。
目次
- 「歴史の終わり」の終わりか「歴史の回帰」か—国際関係の系譜学の試み
- 第1部 IR成立以前の国際関係認識
- 第2部 アメリカIRのなかの権力政治論の系譜学
- 第3部 冷戦構造と西側同盟国の内政との連関
- 第4部 没落する大国の外交伝統の系譜学
- 第5部 国際秩序観の系譜学
「BOOKデータベース」 より