病気と治療の文化人類学
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病気と治療の文化人類学
(ちくま学芸文庫, [ナ34-1])
筑摩書房, 2022.11
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ビョウキ ト チリョウ ノ ブンカ ジンルイガク
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病気と治療の文化人類学
2022.11.
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病気と治療の文化人類学
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Note
海鳴社 1984年刊を加筆修正し、文庫化したもの
引用文献: p308-314
参考文献: p315-318
参照文献: p338-340
索引あり
シリーズ番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
どれほど科学技術が発達しようと治らない病気はある。だからこそ人間は病気に強い関心を抱き、さまざまな意味づけを行ってきた。民俗医療や治療儀礼、宗教・民間信仰・シャーマニズムは、どのように病気とかかわってきたのか。本書では「病マケ」と呼ばれる家筋への差別構造、奄美のユタによる治療実態、明治期のコレラが引き起こした社会的混乱など、豊富で多様な民族誌的事例も踏まえつつ、文化と社会における病気に焦点をあて、総合的な文化人類学理論を構築しようとする。「医療人類学」を切り拓いてきた著者による先駆的名著。
Table of Contents
- 第1章 病気の意味づけ—病気のシンボリズム(病因論(病原論と病因論);治療法 ほか)
- 第2章 病気と信仰(病気・治療・信仰;妖術と邪術 ほか)
- 第3章 病気と社会(「病マケ」—病気の社会的意味づけの一事例;コレラ流行とその社会的混乱 ほか)
- 第4章 伝統的社会における医療体系(江戸時代の痘瘡治療に見られる医療体系;奄美のユタ ほか)
- 第5章 病気と治療の文化人類学(医療人類学;「文化的疾病」と「病理学的疾病」について ほか)
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