日本の戦略力 : 同盟の流儀とは何か
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日本の戦略力 : 同盟の流儀とは何か
(筑摩選書, 0242)
筑摩書房, 2022.11
- タイトル別名
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日本の戦略力 : 同盟の流儀とは何か
- タイトル読み
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ニホン ノ センリャクリョク : ドウメイ ノ リュウギ トワ ナニ カ
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内容説明・目次
内容説明
日本はなぜ没落したのか。敗戦後の日本が再生を目指したところから説き起こし、プラザ合意以降の日米同盟のありように、日本没落の原因を見て、日本の政治・経済・官界における「戦略の不在」と「戦略的思考」の欠落をえぐり出す。中国による一帯一路構想の展開が、クワッド(米日豪印)戦略とせめぎ合う現実に対し、日本はどう立ち向かうべきか。リベラル派国際政治学者が新たな「同盟と戦略力の流儀」のあり方を検討し、ポストコロナ、ウクライナ戦争以後の世界で日本が生き残る戦略を明らかにする。
目次
- 1 戦略力の前提(ある経済人の生き方—戦略力をどうつくるのか;コロナ禍に生きるということ)
- 2 戦略力の模索(ウクライナ戦争とは何であったのか;大転換する世界—「パクス・アシアーナの世紀」へ)
- 3 戦略力の不在(日本の落日—再生を戦略する;「貿易立国」論の罠—戦略力とは何であるのか)
- 4 戦略力の検証(「パクス・トクガワーナ」の虚妄—構造的暴力を超えて;そろそろリベラルは“戦略力”を語ろう—永遠平和の条件を求めて)
- 5 戦略力の構想(脱亜入欧から連亜連欧へ—「一帯一路」をどう拓くのか;アジア戦略共同体への道—中国・北朝鮮“脅威”論を超えて)
「BOOKデータベース」 より