思想史講義
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思想史講義
(ちくま新書, 1674)
筑摩書房, 2022.12
- 戦前昭和篇
- タイトル読み
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シソウシ コウギ
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注記
さらに詳しく知るための参考文献: 各講末
内容説明・目次
内容説明
「大正デモクラシー」から「ファシズム」・戦争へと移行した戦前昭和期は「国体」の再構築と「文明化」の超克がめざされた時代だった。大正期の民主化運動は衰退し、アジア回帰、国家総動員、文化主義は戦前昭和期にアジア進出、総力戦体制、日本主義・国体論へと展開。大正期の「文明化」との差異化が「転向」の時代をへて「近代の超克」へ推し進められていった。様々な思想がせめぎ合い、複雑に絡み合いつつ日本がいかに戦争へと向かい、戦争を遂行したかを最新研究に基づき検証する。
目次
- 多元的国家論とギルド社会主義
- 第二次日本共産党と福本イズム
- 講座派と労農派
- 恐慌と統制経済論
- 国家社会主義と満洲事変
- 転向
- 農本主義の時代
- 昭和の日本主義
- 国体明徴論
- 政治的変革の夢—維新・革新・革命
- 自由主義
- 反ファシズム人民戦線論
- 国家総動員論
- 戦時下のアジア解放論
- 京都学派の哲学
「BOOKデータベース」 より