「おのずから」と「みずから」 : 日本思想の基層
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書誌事項
「おのずから」と「みずから」 : 日本思想の基層
(ちくま学芸文庫, [タ45-2])
筑摩書房, 2023.1
- タイトル別名
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おのずからとみずから : 日本思想の基層
- タイトル読み
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オノズカラ ト ミズカラ : ニホン シソウ ノ キソウ
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注記
増補版 春秋社 2010年刊を再構成し、加筆修正
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
日本語において「おのずから」と「みずから」は、ともに「自(ずか)ら」とあらわす。成ることと為すこと、物と自己、自然と自由を意味するが、截然と分けられず、両者には交差・共和・相克する「あわい」がある。そこに見られる日本人の基本的発想とは何であり、それはまたどのような思想文化を育んできたのか。本書は、思想・宗教・文学・芸能の諸領域を広く深く行き来しながら、日本人の自然と自己との相関的認識、超越と倫理との関わり、そして無常観と死生観を根源から問いなおす。倫理学者・日本思想史家である著者の代表作。
目次
- 1(「おのずから」と「みずから」—日本的「自然」と自己;無常と「おのずから」—日本人の現実感覚1;「古」と「おのずから」—日本人の現実感覚2 ほか)
- 2(やまと言葉で哲学する—「おのずから」と「みずから」の「あわい」で考える)
- 3(総括提題「おのずから」と「みずから」の「あわい」)
「BOOKデータベース」 より