平和憲法をつくった男鈴木義男
著者
書誌事項
平和憲法をつくった男鈴木義男
(筑摩選書, 0245)
筑摩書房, 2023.1
- タイトル別名
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平和憲法をつくった男 : 鈴木義男
- タイトル読み
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ヘイワ ケンポウ オ ツクッタ オトコ スズキ ヨシオ
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注記
参考文献: p328-332
鈴木義男著作一覧: p333-345
鈴木義男略年譜: p346-348
内容説明・目次
内容説明
福島県出身の法学者・弁護士・政治家である鈴木義男は、東北帝国大学教授を務めるも、軍事教練に反対して教壇を追われ弁護士に転身。河上肇ら治安維持法違反者の弁護などで活躍後、戦後は衆議院議員として帝国憲法改正案の審議に携わる。鈴木の提案から第九条に平和の文言が加わり、GHQ草案にはなかった第二五条の生存権が追加された。「ギダンさん」と呼ばれ親しまれた鈴木義男の、平和憲法成立への知られざる努力を含む多方面の活躍と、その波乱の生涯を描く初めての本格評伝。
目次
- 第1章 キリスト教的環境の中で—誕生から東北学院卒業まで
- 第2章 大正デモクラシーとの出会い—二高入学から東京帝大助手任期終了まで
- 第3章 欧米留学とその「成果」—留学から東北帝国大学辞職まで
- 第4章 弁護士として—無名弁護士から人権派弁護士への飛躍
- 第5章 新憲法制定・司法制度整備—政治家への転身から法務総裁辞任まで
- 第6章 左右対立の社会党の中で—中央執行委員辞任から衆院選挙落選まで
- 第7章 晩年—新たな目標へ
「BOOKデータベース」 より