消費と労働の文化社会学 : やりがい搾取以降の「批判」を考える

Bibliographic Information

消費と労働の文化社会学 : やりがい搾取以降の「批判」を考える

永田大輔, 松永伸太朗, 中村香住編著

ナカニシヤ出版, 2023.1

Other Title

Cultural sociology of work and consumption

消費と労働の文化社会学 : やりがい搾取以降の批判を考える

文化社会学 : 消費と労働の : やりがい搾取以降の「批判」を考える

Title Transcription

ショウヒ ト ロウドウ ノ ブンカ シャカイガク : ヤリガイ サクシュ イコウ ノ「ヒハン」オ カンガエル

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Note

引用・参考文献: 各章末

Description and Table of Contents

Description

労働の変化を問い直しながら、さまざまな現代の消費文化と関わる労働を描きだし、外在的な批判を超える多様な「批判」のあり方を考える。

Table of Contents

  • 序章 消費と労働の文化社会学—「やりがい搾取」以降の労働を捉える新たな視座
  • 第1部 消費社会と労働者社会(消費社会における認識問題—社会変動と“日本共同体”のゆくえ;労働問題の源泉としての「新自由主義」?—労働者/消費者としての私たちをめぐって;なぜ「二次創作」は「消費」と呼ばれたのか—大塚英志の消費社会論を中心に;サラリーマン雑誌の系譜学—戦後日本の「中間文化」;「仕事で自己実現」を語ることはいかに可能になるのか—日経連「能力主義管理」を事例に)
  • 第2部 現代社会における生活とマネジメント(「やりたいこと」と“仕事”の分離・近接・管理—美術作家と音楽家の実践を事例として;夢を追うために正社員になる—文化・芸術活動者の労働を問う;芸能という労働—「アイドル・ワールド」において共有される情熱の価値;メイドカフェにおける店員と客の親密性のマネジメント—「親密性の労働」としての「関係ワーク」の実践;学校における「心のケア」のマネジメント—心の教室相談員による実践の「外部性」と「限定性」に着目して)
  • 第3部 個人化した労働と「批判」(親密性を基盤にしたネットワーク型の職業実践—建築系フリーランサーを事例に;「労働」カテゴリーに抗う音楽家たちによる連帯への模索—芸術性と労働性の間にある「労働的なもの」のジレンマをめぐって;労働者評価がもたらす個人間競争—熊沢誠の「強制された自発性」論とその含意;フランクフルト学派にとっての「文化と労働」とは何か;「消費と労働の文化社会学」の達成と広がり)

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Details

  • NCID
    BD00384098
  • ISBN
    • 9784779516900
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    京都
  • Pages/Volumes
    iv, 283p
  • Size
    21cm
  • Classification
  • Subject Headings
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