不動智神妙録/太阿記/玲瓏集
著者
書誌事項
不動智神妙録/太阿記/玲瓏集
(ちくま学芸文庫, [タ58-1])
筑摩書房, 2023.2
- タイトル別名
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沢庵 : 不動智神妙録・太阿記・玲瓏集
不動智神妙録太阿記玲瓏集
- タイトル読み
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フドウチ シンミョウロク タイアキ レイロウシュウ
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注記
講談社 1994年刊 (「禅入門」第8巻) を文庫化したもの
シリーズ番号はブックジャケットによる
参考文献: p52-53
沢庵略年譜: p199-205
内容説明・目次
内容説明
宮本武蔵の『五輪書』、柳生宗矩の『兵法家伝書』とならぶ三大兵法書の一つ『不動智神妙録』。書いたのは武士の家に生まれながらも得度し、大徳寺住持となった禅僧・沢庵宗彭。剣の修行は心の修行に他ならないという「剣禅一如」が初めて説かれた一書で、戦いのみならず万事に対処できる心と体の動きが解説されている。将軍家剣術指南・柳生宗矩に授けられたことから柳生新陰流の聖典となったが、小野派一刀流など他の流派でも広く読まれ、幕末の剣聖・山岡鉄舟も愛読した。併録した『太阿記』は凡人が凡人のまま剣の達人になる道筋を示したもの。『玲瓏集』はわれわれの視野がいかに分別心によって曇らされているかを説く。
目次
- 沢庵における剣と禅(その生涯;勝負を争わず—『不動智神妙録』『太阿記』)
- 不動智神妙録
- 太阿記
- 玲瓏集
「BOOKデータベース」 より