都市と宗教の東アジア史
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都市と宗教の東アジア史
(アジア遊学, 280)
勉誠出版(発売), 2023.2
- タイトル読み
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トシ ト シュウキョウ ノ ヒガシアジアシ
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内容説明・目次
内容説明
中国の長安・洛陽、高句麗の平壌、百済の漢城、新羅の慶州、琉球の首里、ベトナムのハノイ、日本の奈良・京都・鎌倉・博多…東アジアには古代より様々な都市があった。これらの都市には、王権・社会の安寧や繁栄を祈り、民衆の除災・追福を願う重要な場として、宗教を基盤とした祭祀施設がつくられていた。東アジアにおける国家間、諸文化間の交流は、それら祭祀施設にどのような影響を与え、どのような変化をもたらしたのか。また、王権や公武政権をはじめとする社会諸集団はどのように変化に対応し、受容していったのか。考古学・文献史学・宗教史・美術史・東洋史など様々な視点から、東アジアの都市と宗教・祭祀の問題を捉え直す。
目次
- 1 王都の宗教施設と儒教・仏教(中国 南北朝時代の王朝祭祀と都城;朝鮮三国の国家祭祀;東アジアの祭天と日本古代の祭天 ほか)
- 2 漢人集団・天台宗・禅宗の渡来と定着(大和地域の百済系渡来人の様相—五・六世紀を中心に;義真・円澄と中国天台;京都・地方禅林からみた北条得宗家と宋元仏教制度の導入 ほか)
- 3 東アジアの仏教交流と寺院・文物(奈良・平安初期の四天王寺における資財形成と東アジア;宋元時代華北の都市名刹—釈源・洛陽白馬寺を中心に;琉球・円覚寺の仏教美術—中国・朝鮮・日本 ほか)
「BOOKデータベース」 より