悟りと葬式 : 弔いはなぜ仏教になったか

書誌事項

悟りと葬式 : 弔いはなぜ仏教になったか

大竹晋著

(筑摩選書, 0253)

筑摩書房, 2023.4

タイトル読み

サトリ ト ソウシキ : トムライ ワ ナゼ ブッキョウ ニ ナッタカ

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注記

参考文献(略号一覧): p259-267

内容説明・目次

内容説明

出家者の悟りのための宗教として機能していた仏教が在家者の葬式のための宗教としても機能するようになったのはなぜか。布施、葬式、戒名、慰霊、追善、起塔それぞれの始まりを求め、アジア各地の仏教を探っていく。悟りを開いた出家者の霊力に対し、在家者が抱懐する聖者崇拝。布施をくれる在家者の要望に応え、出家者が受容する土着習俗。仏教学、民族学、文化人類学の成果をもとに、アジア各地に共通の背景を解明し、弔いが仏教となっていく過程を俯瞰する。

目次

  • 序章 それぞれの仏教
  • 第1章 布施の始まり
  • 第2章 葬式の始まり
  • 第3章 戒名の始まり
  • 第4章 慰霊の始まり
  • 第5章 追善の始まり
  • 第6章 起塔の始まり
  • 終章 葬式仏教の将来
  • 付録 『浄飯王般涅槃経』の真偽をめぐって

「BOOKデータベース」 より

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