中国詩史
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書誌事項
中国詩史
（ちくま学芸文庫, [ヨ-3-9]）
筑摩書房, 2023.5
- タイトル読み
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チュウゴク シシ
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注記
筑摩叢書として刊行された『中国詩史 (上)』(1967.10刊) と『中国詩史 (下)』(1967.11刊) を底本として合本し、『吉川幸次郎全集』における校訂を参照して適宜修正を施したもの
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
中国文学においてつねに主流・精髄と位置付けられてきた「詩文」。本書は、吉川幸次郎がその中国詩をめぐって書いた評論を選りすぐり、編者高橋和巳によって歴史順に編まれたものである。中国古典の世界に新たな風を吹き込んだ著者は、単に詩文の変遷を総覧するのみならず、ひとりの人間としての作者の心情に作品を結びつけ、現代日本の読者にいまいちど漢詩を生きた文学として読みなおしてみせる。先秦から唐宋を経て近代まで、長大な中国の歴史をつらぬく詩文の世界を、驚異的な学識をもって網羅し簡明に描き出した一冊。
目次
- 序 一つの中国文学史
- 先秦
- 漢
- 三国
- 六朝
- 唐
- 宋
- 元明
- 清
- 近代 魯迅について
- 終章 中国の古典と日本人
「BOOKデータベース」 より
