交通崩壊
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交通崩壊
(新潮新書, 997)
新潮社, 2023.5
- タイトル読み
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コウツウ ホウカイ
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注記
主要参考文献: p233-236
年表 戦後日本の交通をめぐる歩み: p237-239
内容説明・目次
内容説明
日本の交通行政は「部分最適」の集合体である。新幹線の延伸によって寸断される在来線のネットワーク。欧州で復活続くも日本では広まらない路面電車。自転車に加え電動キックボードも乗り上げカオス化が進む歩道。権限を警察が握り、「まちづくり」の観点での施策が進まない道路行政…。そろそろ全体最適を意識した総合的な交通政策を構想すべきではないか。都市・交通問題に精通したジャーナリストによる提言。
目次
- 第1章 統合的な交通政策の不在(「移動の連続性」説いた先輩ジャーナリストの言葉;地域公共交通の衰退 ほか)
- 第2章 鉄道の役割を再定義する(柳田國男の鉄道旅;地域の車窓風景も立派な観光資源なのに… ほか)
- 第3章 遠ざかる路面電車ルネサンス(ウソのように鳴りを潜めた待望論;フランスでは25都市で新規導入 ほか)
- 第4章 CASE革命時代のクルマの役割(徳大寺氏の予言;ハイブリッドを認める日本はガラパゴス? ほか)
- 第5章 歩行者に安全な歩道を取り戻せ(車道削減前提の歩行者空間拡大へ新制度;「3密」回避で道路占用特例 ほか)
「BOOKデータベース」 より