被差別部落に生まれて : 石川一雄が語る狭山事件

書誌事項

被差別部落に生まれて : 石川一雄が語る狭山事件

黒川みどり著

岩波書店, 2023.5

タイトル読み

ヒサベツ ブラク ニ ウマレテ : イシカワ カズオ ガ カタル サヤマ ジケン

大学図書館所蔵 件 / 111

この図書・雑誌をさがす

注記

主要参考文献: p249-250

石川一雄略年表: p251-253

内容説明・目次

内容説明

戦後を代表する冤罪事件「狭山事件」。被差別部落に生まれた、ただそれだけの理由で石川一雄は殺人犯として逮捕された。貧困ゆえの無学に苦しんだ生い立ち、三二年に及ぶ獄中生活と部落問題への眼ざめ、仮出獄後も続く無罪を勝ち取るための闘い―その半生を辿りながら、部落差別が冤罪を生み出したことを明らかにする。

目次

  • 第1章 狭山で生まれた少年―仕事と青春(一雄の生まれた被差別部落;誕生―父と母 ほか)
  • 第2章 つくりあげられた「犯人」(突然の逮捕;「狭山事件」 ほか)
  • 第3章 文字の習得と“部落解放”への目覚め―東京拘置所時代(死刑判決;文字を学ぶ―“看守さん”との出会い ほか)
  • 第4章 労働と闘いの日々―千葉刑務所時代(上告棄却決定まで;千葉刑務所へ ほか)
  • 第5章 「見えない手錠」をはずすまで(刑務所を出る;三二年ぶりの帰宅 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ