霊魂の民俗学 : 日本人の霊的世界

書誌事項

霊魂の民俗学 : 日本人の霊的世界

宮田登著

(ちくま学芸文庫, [ミ2-7])

筑摩書房, 2023.7

タイトル読み

レイコン ノ ミンゾクガク : ニホンジン ノ レイテキ セカイ

大学図書館所蔵 件 / 84

この図書・雑誌をさがす

注記

1988年 日本エディタースクール出版部刊のものに「日本人の霊魂観と仏教」を付して2007年 洋泉社MC新書より再刊されたものの文庫化

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

出産・七五三・成人・結婚・葬送など日本人が経験する人生儀礼や、各地に伝わる習俗や祭りのなかには、いかなる「霊魂観」が反映されているのだろうか。本書は、ミロク信仰から都市伝説までの多様な事例とともに、霊魂という実在が「この世」と「あの世」のあいだを往還するという日本独特の世界像と、その移動にともなって不安定になる霊魂をおちつかせるためにも儀礼が必要とされたことを説く。迷信の一言では片づけられない、日本の生活文化にいまも息づくアニミズム的心性を解明した宮田民俗学の真髄。講演記録を中心に編集された、平明な語り口による一冊。

目次

  • 1 日本人の一生(日本人の一生)
  • 2 神・妖怪・祭り(神と妖怪の民俗学;祭りのコスモロジー)
  • 3 女・子供・老人(女の霊力;サブカルチャーとしての老人文化)
  • 4 現代社会と民俗学(ミロクと世直し;「血」と「スジ」)
  • 補論 日本人の霊魂観と仏教

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ