戦国日本を見た中国人 : 海の物語『日本一鑑』を読む
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戦国日本を見た中国人 : 海の物語『日本一鑑』を読む
(講談社選書メチエ, 788)
講談社, 2023.7
- タイトル別名
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海の物語日本一鑑を読む
- タイトル読み
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センゴク ニホン オ ミタ チュウゴクジン : ウミ ノ モノガタリ『ニホン イッカン』オ ヨム
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注記
参考文献: p235-238
内容説明・目次
内容説明
一六世紀なかば、日中関係は緊迫していた。荒ぶる倭寇と密貿易に苦しむ明朝皇帝の命を奉じて、無位無冠の侠士・鄭舜功は広州を出航し、日本へ向かう。その見聞記『日本一鑑』で鄭舜功は、庶民の生活習慣から、大量に輸出される日本刀の精神性、切腹の作法、男女の人口比まで、公平な目で日本人を観察している。そして、詳細な航路の記録は、当時の混乱する政治と軍事状況を反映し、「海の戦国時代」を描き出す。
目次
- はじめに―忘れられた訪日ルポには何が書かれているのか
- 序章 中世の日本を俯瞰する
- 第1章 荒ぶる渡海者
- 第2章 明の侠士、海を渡る
- 第3章 凶暴なるも秩序あり
- 第4章 海商と海賊たちの航路
- 終章 海に終わる戦国時代
「BOOKデータベース」 より