書誌事項

入管を問う : 現代日本における移民の収容と抵抗

岸見太一, 高谷幸, 稲葉奈々子著

人文書院, 2023.6

タイトル読み

ニュウカン オ トウ : ゲンダイ ニホン ニオケル イミン ノ シュウヨウ ト テイコウ

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注記

著者「高谷」の「高」は「梯子高 (はしごだか) 」の置き換え

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

「不法滞在者」はいかなる暴力を受けても仕方がないのだろうか。なぜ、収容者の命がけの訴えは信用されないのか。そもそも入管法違反とは悪なのか。多角的な観点から入管政策を問い直し、その特質と構造を明らかにする。入管行政によって排除された無登録移民が「社会的に生きられる」社会を実現するための嚆矢となる一冊。

目次

  • 第1章 入管行政と無登録移民―現代日本における「人権のアポリア」
  • 第2章 仮放免者の生活―国家からの排除/市民社会への包摂
  • 第3章 入管収容所とは何か
  • 第4章 なぜ収容者の訴えは信用されないのか―感情労働現場としての収容施設における認識的不正義
  • 第5章 入管収容所での抵抗―ハンガー・ストライキ
  • 第6章 「生の剥き出し化」に抗して―無登録移民の生の保障をめぐる人権と人道
  • 第7章 許可なく暮らすことは悪いことなのか―政治理論から入管政策を考える

「BOOKデータベース」 より

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