移民船から世界をみる : 航路体験をめぐる日本近代史 Seeing the world on and off migrant vessels
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書誌事項
移民船から世界をみる : 航路体験をめぐる日本近代史 = Seeing the world on and off migrant vessels
(サピエンティア, 69)
法政大学出版局, 2023.8
- タイトル読み
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イミンセン カラ セカイ オ ミル : コウロ タイケン オ メグル ニホン キンダイシ
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内容説明・目次
内容説明
近代の奴隷船?移動する帝国?庶民の初の洋行?感染症からスキャンダルまで次々起こる三密空間。日本人が集団で最も遠くまで移動した航程を追う。
目次
- 序章 人びとはどのように海を渡ったのか?―移民船をめぐる課題群
- 第1章 明治元年のハワイ行き航海―佐久間米松の「日記」を読む
- 第2章 台湾への人流と物流―内台航路をめぐる人びと
- 第3章 明治末期の南米移民船―横山源之助の航路体験
- 第4章 日本郵船の南米東岸航路―田辺定「移民輸送日誌」を読む
- 第5章 大阪商船の最盛期南米航路―移民たちがつづる「航海日記」
- 第6章 可視化された世界一周航路―『海』グラビアにみる寄港地風景
- 第7章 二世少年少女たちの「祖国」への旅―古写真と回想にみる復航航海
- 第8章 近代保健衛生のフロンティア―移民名簿に表れた集団感染
- 終章 オランダ船でゆくブラジル―デジタル記念誌でたどる航路体験
「BOOKデータベース」 より