教育現場を「臨床」する : 学校のリアルと幻想

書誌事項

教育現場を「臨床」する : 学校のリアルと幻想

内田良著

慶應義塾大学出版会, 2023.8

タイトル別名

教育現場を臨床する : 学校のリアルと幻想

タイトル読み

キョウイク ゲンバ オ「リンショウ」スル : ガッコウ ノ リアル ト ゲンソウ

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注記

隔月刊誌『教育と医学』で2019年7・8月号から2022年5・6月号まで連載の「教育のリアル : 現場の声とエビデンスに迫る」に、加筆・修正したもの

文献注: p211-218

内容説明・目次

内容説明

学校における喫緊の課題である「部活動」「校則」「虐待といじめ」などの問題を、著者独自の観点から多角的に分析する。学校のいじめは増えているのか。コロナ禍でほんとうに虐待は増えたのか。データを丁寧に分析して、結果から見える「真実」、そして子どもたちや教師たちの「苦悩」がどこにあるのかを明らかにする。『教育と医学』好評連載を書籍化。

目次

  • 第1部 学校と「臨床」(「臨床」という幻想;丸裸の先生が学校を変えていく;組織に閉ざされる個々の声)
  • 第2部 部活動はだれのためか(スポーツにケガはつきものか―コピペ事故の構造;部活動という聖域;「外部化」幻想の落とし穴;部活動はだれにとっての問題か)
  • 第3部 コロナ禍の学校(インフルエンザにかからない方法―マネジメントがリスクを生み出す;リスクのアンテナ―ゼロリスクをあきらめる;だれが子どもを黙らせているのか)
  • 第4部 校則は変わるのか(校則という桎梏;コロナ禍が校則を動かした;私生活への越権的な介入―「学校依存社会」を読み解く)
  • 第5部 家庭は安全か(コロナ禍における子ども虐待の「消える化」現象;減少する子ども虐待、増大する危機;安全の格差、子どもの受難―虐待といじめの地域差に迫る;学者は真実を知っている?―いじめのウソとマコトに迫る)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD03285194
  • ISBN
    • 9784766429053
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    218p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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