戸籍と国籍の近現代史 : 民族・血統・日本人

書誌事項

戸籍と国籍の近現代史 : 民族・血統・日本人

遠藤正敬著

明石書店, 2023.7

新版

タイトル別名

戸籍と国籍の近現代史 : 民族血統日本人

タイトル読み

コセキ ト コクセキ ノ キンゲンダイシ : ミンゾク・ケットウ・ニホンジン

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内容説明・目次

内容説明

“日本的差別”の深層構造。戸籍はいかにして誕生し、国籍とどのように結びついて「日本人」を支配し操作してきたのか。選択的夫婦別姓、同性婚、重国籍、マイナンバー等をめぐる近年の議論も踏まえつつ、法が日本社会に何をもたらし、その存在意義がどこにあるのかを改めて問う重要作。ロングセラー待望の増訂版。

目次

  • はじめに
  • 第1章 戸籍とは何か―「日本人」の身分証明
  • 第2章 国籍という「国民」の資格―日本国籍と戸籍の密接性
  • 第3章 近代日本と戸籍―「日本人」を律する家
  • 第4章 植民地と「日本人」―戸籍がつかさどる「民族」「国籍」「血統」
  • 第5章 戦後「日本人」の再編―「帝国」解体と「帝国臣民」の戸籍と国籍
  • 第6章 戸籍と現実のねじれ―開かれた制度となるには
  • おわりに―「民族」「血統」「国籍」というフィクション

「BOOKデータベース」 より

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