書誌事項

魂を失った都 : ウィーン1938年

マンフレート・フリュッゲ [著] ; 浅野洋訳

(叢書・ウニベルシタス, 1157)

法政大学出版局, 2023.8

タイトル別名

Stadt ohne Seele : Wien 1938

タイトル読み

タマシイ オ ウシナッタ ミヤコ : ウィーン 1938ネン

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注記

原著 (Aufbau Verlag, 2018) の翻訳

参考文献: 巻末p1-16

内容説明・目次

内容説明

知識人、政治家、民衆は侵略にどう処したか。19世紀末〜20世紀初頭、パリと並んで西洋の学芸の中心地であると同時に、反ユダヤ主義の温床ともなったウィーン。オーストリア国家を自殺に追いやり、絶滅収容所体制へと直結したナチスドイツによる「合邦」はなぜ、いかに仕組まれ、国民から歓呼で迎えられたのか。フロイトをはじめとする多数の思想家、芸術家として政治家らの動向を詳細に跡づけ、この時代全体をパノラマで描ききった歴史ドラマ。

目次

  • 1 合邦、追放、閉鎖
  • 2 変わらないウィーン
  • 3 ユダヤ人の不在
  • 4 盗まれた共和国
  • 5 魂の小説
  • 6 フロイトの世界
  • 7 フロイトという男とモーセの神話
  • 8 ウィーンをめぐるヒトラーの嘘
  • 9 冬季大会
  • 10 命取りとなった春の夜
  • 11 名前のない国
  • 12 無慈悲に
  • 13 名誉囚人シューシュニック
  • 14 ウィーンのレクイエム
  • 15 ドイツ的な変身
  • 16 切断された履歴
  • 17 トランジット
  • 18 フロイト、去る
  • 19 ロンドンでのエピローグ
  • 20 記憶の痕跡

「BOOKデータベース」 より

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