災禍の神話学 : 地震、戦争、疫病が物語になるとき

書誌事項

災禍の神話学 : 地震、戦争、疫病が物語になるとき

沖田瑞穂著

河出書房新社, 2023.8

タイトル別名

The mythology of disaster

災禍の神話学 : 地震戦争疫病が物語になるとき

タイトル読み

サイカ ノ シンワガク : ジシン、センソウ、エキビョウ ガ モノガタリ ニ ナル トキ

大学図書館所蔵 件 / 106

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

地震、戦争、疫病。人類の歩みと切り離せないこれらの災禍は、ときに悲劇として、ときに福音として、ときに英雄譚として語り継がれてきた。そしてこの「災厄の物語化」は、あらゆる宗教にとって中心的なテーマでもあり続けてきた。本書では世界各地の神話を紹介しながら、人類が災厄を乗り越えるためになぜ神話が必要とされたのか、その方法とは何だったのか、人間と宗教の歴史、その営みの意義に迫る。

目次

  • 第1章 地震・津波・洪水(地震で滅びた町;二つの震災体験 ほか)
  • 第2章 神々の戦争(現代の戦争―ウクライナ;原初の神々の戦争 ほか)
  • 第3章 人間の戦争(『マハーバーラタ』;大地の重荷 ほか)
  • 第4章 現代の戦争神話(『バーフバリ』と『マハーバーラタ』;王権の初期に現われた「母」たち ほか)
  • 第5章 疫病・死・再生(現代の疫病―新型コロナウイルスの大流行;疫病の神話 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ