技術の哲学 : 古代ギリシャから現代まで
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技術の哲学 : 古代ギリシャから現代まで
(講談社学術文庫, [2782])
講談社, 2023.9
- タイトル読み
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ギジュツ ノ テツガク : コダイ ギリシャ カラ ゲンダイ マデ
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注記
2009年に岩波テキストブックスとして刊行。文庫化に際し、新たに終章を書き下ろし、その他全体に加筆修正
叢書番号はブックジャケットによる
引用・参考文献: p350-362
内容説明・目次
内容説明
人類は技術をどのように捉え、いかに付き合ってきたのか?古代ギリシャからキリスト教的中世、近代の科学革命、現代の最新テクノロジーまで、具体的な事物に拠りつつ、普遍かつ喫緊の問題の核心へと迫る。自然や社会に開かれた技術の多次元的性格を明らかにし、災厄の時代を生き抜くための根源的な知のあり方を示す、泰斗による決定版・入門書。
目次
- 序章 なぜ、現在、技術は哲学の根本問題となるのだろうか?
- 第1章 人間にとって技術とは何か―プロメテウス神話と哲学的人間学
- 第2章 宇宙の秩序に従って生きる―プラトンと価値の問題
- 第3章 自然の模倣―古代:アリストテレス
- 第4章 形の生産―中世:キリスト教
- 第5章 自然の支配―近代:F・ベーコン
- 第6章 科学革命―近代科学の成立と技術の役割
- 第7章 イデオロギーとしての科学と技術―近代のパラドックス
- 第8章 技術は科学の応用か―知識論の「技術論的」転回
- 第9章 技術と社会―技術決定論から社会構成主義へ
- 第10章 技術の解釈学―変革可能性のために
- 第11章 技術の創造性と設計の原理
- 第12章 フェミニスト技術論
- 第13章 技術との新たな付きあい方を求めて―J・デューイとH・ヨナス
- 終章 技術・事故・環境―福島第一原子力発電所事故からの教訓
- 補論 日本における技術哲学―西田幾多郎、三木清、戸坂潤
「BOOKデータベース」 より