テクノコードの誕生 : コミュニケーション学序説

書誌事項

テクノコードの誕生 : コミュニケーション学序説

ヴィレム・フルッサー著 ; 村上淳一訳

(ちくま学芸文庫, [フ52-1])

筑摩書房, 2023.9

タイトル別名

Kommunikologie

タイトル読み

テクノ コード ノ タンジョウ : コミュニケーションガク ジョセツ

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注記

東京大学出版会1997年刊の文庫化

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

コミュニケーションのコードを人間の側へと取り戻すにはどうすればよいか―。線形的コードである文字のテクストは歴史/物語を可能にしたが、それはやがて臨界点に達し、新たな記号のコードである「テクノコード」によって、人間の概念を経由せずに平面上に結像する写真・映画・テレビといった「テクノ画像」が生みだされた。メディアがそれを放散し全体主義的大衆社会を構築して人間の生が無意味化しようとする現代、この文明の危機を脱するには、テクノコードを解読する新たな能力=テクノイマジネーションが必要となる。メディア論の巨人が体系的に提示した必読書。

目次

  • 序―コミュニケーションとは何か?
  • 1 さまざまの構造(いくつかのコミュニケーション構造;これらの構造の機能;三つの典型的な状況)
  • 2 さまざまのコード(コードとは何か?;三つの典型的なコードの成立;これらのコードはどう機能するか?;三つのコードの同期化)
  • 3 テクノイマジネーションの世界へ(テクノ画像とは何か?;いくつかのテクノ画像の解読;テクノイマジネーション;現在の状況)

「BOOKデータベース」 より

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