タイパの経済学
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書誌事項
タイパの経済学
(幻冬舎新書, 706,
幻冬舎, 2023.9
- タイトル読み
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タイパ ノ ケイザイガク
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注記
シリーズ番号[ひ-11-1]はジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
Z世代を中心に、コスパならぬ「タイパ」(時間対効果)の追求が当たり前となった。時短とは異なり、「限られた時間でより多く」「手間をかけずに観た(経験した)状態になりたい」という欲求が特徴で、モノやコンテンツをコミュニケーションの“きっかけ”“手段”ととらえているという。背景にはサブスクの普及、動画のショート化などの環境変化と、「時間を無駄にしたくない」「いますぐ詳しく(=オタクに)なりたい」といった意識の変化がある。もはや純粋に消費を楽しむことはできないのか?一見不合理なタイパ追求の現実を、気鋭の研究者がタイパよく論じる。
目次
- 第1章 タイパの正体(「コスパがいい」と感じる3つのパターン;コスパは主観である ほか)
- 第2章 「消費」されるコンテンツ(動画サブスクの圧倒的コンテンツ量;タイパを追求しやすく進化したプラットフォーム ほか)
- 第3章 Z世代の「欲望」を読み解く(「4割以上」が事前にネタバレを踏む;映画館はタイパが悪い ほか)
- 第4章 タイパ化するマーケット(マクドナルド化する社会;タイパはかつて「時短」だった ほか)
- 第5章 タイパ追求の果てに(必要不可欠な消費;タイパの「合理性」を実現させているもの ほか)
「BOOKデータベース」 より