私たちはいつから「孤独」になったのか

Bibliographic Information

私たちはいつから「孤独」になったのか

フェイ・バウンド・アルバーティ [著] ; 神崎朗子訳

みすず書房, 2023.11

Other Title

A biography of loneliness : the history of an emotion

私たちはいつから孤独になったのか

Title Transcription

ワタシタチ ワ イツカラ コドク ニ ナッタノカ

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Note

原著 (Oxford University Press, 2019) の全訳

参考文献: 巻末p34-36

Description and Table of Contents

Description

“21世紀の疫病”と呼ばれ、社会的解決が叫ばれる「孤独」。対処の第一歩となるのは、それが人間の本質的条件であるという見方を疑うことである。ネガティブな欠乏感としての「孤独」が近代において誕生し、複雑な感情群となるその歴史をひもとく。

Table of Contents

  • 序論 「近代の疫病」としての孤独
  • 第1章 「ワンリネス」から「ロンリネス」へ―近代的感情の誕生
  • 第2章 「血液の病気」?―シルヴィア・プラスの慢性的な孤独
  • 第3章 孤独と欠乏―『嵐が丘』と『トワイライト』にみるロマンチック・ラブ
  • 第4章 寡婦/寡夫の生活と喪失―トマス・ターナーからウィンザーの寡婦まで
  • 第5章 インスタ憂うつ?―ソーシャルメディアとオンラインコミュニティーの形成
  • 第6章 「カチカチと音を立てる時限爆弾」?―老後の孤独を見つめ直す
  • 第7章 宿なし、根なし―「ホーム」と呼べる場所がないということ
  • 第8章 飢えを満たす―物質性と孤独な身体
  • 第9章 孤独な雲と空っぽの器―孤独が贈り物であるとき
  • 結論 新自由主義の時代における孤独の再定義

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Details

  • NCID
    BD04725849
  • ISBN
    • 9784622096559
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    xi, 284, 36p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
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