現代イギリス小説の子どもたち : 無垢と邪悪を超えて

書誌事項

現代イギリス小説の子どもたち : 無垢と邪悪を超えて

越朋彦著

研究社, 2023.12

タイトル別名

現代イギリス小説の子どもたち : 無垢と邪悪を超えて

タイトル読み

ゲンダイ イギリス ショウセツ ノ コドモ タチ : ムク ト ジャアク オ コエテ

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注記

引用文献一覧: p209-220

索引: p221-228

内容説明・目次

内容説明

「子ども(らしさ)」とは何か?最新の研究動向をふまえ、現代世界の子ども概念の「揺らぎ」を多角的に読み解く。

目次

  • 序論 本書の目的と概要
  • 第1章 子どもの文化的構築に関わる言説の検討―サラ・モス『夜間の目覚め』(2011年)
  • 第2章 発達論的子ども観の否定―トビー・リット『デッド・キッド・ソングズ』(2001年)
  • 第3章 「ロマン派的子ども像」の解体―イアン・マキューアン『セメント・ガーデン』(1978年)
  • 第4章 「排斥」の論理による子どもらしさの構築―ドリス・レッシング『破壊者ベンの誕生』(1988年)
  • 第5章 多様化した家族形態の中の子ども―ニック・ホーンビィ『アバウト・ア・ボーイ』(1998年)
  • 第6章 公営団地小説における子どもの「エージェンシー」―スティーヴン・ケルマン『ピジョン・イングリッシュ』(2011年)
  • 第7章 子どもを殺す子どもたち―ジョナサン・トリゲル『少年A』(2004年)
  • 第8章 新自由主義的子ども―マーゴ・リヴジー『ジェマ・ハーディの飛翔』(2012年)
  • 結論 「子どもであること」の複数性

「BOOKデータベース」 より

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