モンテーニュからモンテーニュへ : レヴィ=ストロース未発表講演録
著者
書誌事項
モンテーニュからモンテーニュへ : レヴィ=ストロース未発表講演録
(ちくま学芸文庫, [レ-6-3])
筑摩書房, 2024.1
- タイトル別名
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De Montaigne à Montaigne
モンテーニュからモンテーニュへ : レヴィストロース未発表講演録
- タイトル読み
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モンテーニュ カラ モンテーニュ エ : レヴィ ストロース ミハッピョウ コウエンロク
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注記
原タイトルは標題紙裏による
シリーズ番号はブックジャケットによる
原著 (Éditions de l'EHESS, c2016) の全訳に「付論 南方の澱」を併載したもの
監訳: 真島一郎
レヴィ=ストロース(一九〇八-二〇〇九) --略歴のポイント: p119-120
文献: p276-283
収録内容
- 革命的な学としての民族誌学
- モンテーニュへの回帰
内容説明・目次
内容説明
新たに発見されたレヴィ=ストロースの二つの講演、「革命的な学としての民族誌学」(1937年)と「モンテーニュへの回帰」(1992年)を訳出。伝播主義時代の証言をなす前者は、モンテーニュのまなざしの下、民族学的な「革命的意志」を示しつつ、人類に特有の停滞状態は借用と接触によってこそ破られると説く。そして、生前最後の講演のひとつである後者では、いかなる改良主義も警戒した人としてモンテーニュが前面に現れる。その「野蛮=野生」の定義を確認し、人類学者はそこに人間社会の省察がたどることになる思潮の先駆を見た―。二つの講演が秘める思考の射程に迫った監訳者の論考も収録。
目次
- 革命的な学としての民族誌学
- モンテーニュへの回帰
- レヴィ=ストロース(一九〇八‐二〇〇九)―略歴のポイント
- 付論 南方の澱―レヴィ=ストロースとモンテーニュ(真島一郎)
「BOOKデータベース」 より