エラスムス闘う人文主義者
著者
書誌事項
エラスムス闘う人文主義者
(筑摩選書, 0271)
筑摩書房, 2024.1
- タイトル別名
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エラスムス : 闘う人文主義者
- タイトル読み
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エラスムス タタカウ ジンブン シュギシャ
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内容説明・目次
内容説明
中世の大ベストセラー『痴愚神礼讃』の名を知る人は多いだろう。ヨーロッパ文化への貢献者に与えられる栄えある賞に今もその名を残す、西洋知性の粋、デジデリウス・エラスムス。宗教改革をはじめ、世俗権力と教会の対立が顕在化し、争いが絶えなかった狂乱の時代を生きた彼は、つねに学問に打ち込み、「何者にもその道を譲らない」という自らの信条が揺らぐことはなかった。派閥に属さない知性的な態度や人間味あふれる魅力的な人柄、「世界市民」としての生き方を、西欧文化を知悉する著者が憧憬をこめて描き出す傑作評伝。
目次
- 我、何者にも譲らず
- 不信の時代
- 変革への底流
- 古代へのめざめ
- ふたつの友情
- イタリアへの旅
- ヴェネツィアの印刷業者
- ゆっくり急げ
- 『痴愚神礼讃』
- 宗教改革の嵐
- 嵐のなかの生涯
- 自由意志論争
- 栄光ある孤立
「BOOKデータベース」 より