吉田松陰の生涯 : 猪突猛進の三〇年

書誌事項

吉田松陰の生涯 : 猪突猛進の三〇年

米原謙著

(歴史文化ライブラリー, 586)

吉川弘文館, 2024.2

タイトル別名

吉田松陰の生涯 : 猪突猛進の30年

タイトル読み

ヨシダ ショウイン ノ ショウガイ : チョトツ モウシン ノ サンジュウネン

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注記

略年譜: p296-301

参考文献: p302-309

内容説明・目次

内容説明

幕末長州で松下村塾を開き、明治の指導者を多数輩出した吉田松陰。偉人として顕彰される陰で、その負の側面は看過されてきた。思想形成や言動を冷静に捉えて歴史のなかに位置づけ、安政の大獄で刑死するまでを描く。

目次

  • 松陰はどのように論じられてきたか―プロローグ
  • 少年時代(短い生涯;父・杉百合之助;叔父・玉木文之進;兵学修行;山鹿流兵学者・松陰)
  • 遊学(新米の兵学師範として;平戸に遊学;江戸に遊学;亡命;東北へ旅立つ;水戸学との出会い)
  • ペリー来航(萩から再び江戸へ;ペリー艦隊来る;密航を企図して長崎へ;ペリー再来と密航失敗;伝馬町牢へ)
  • 幽囚のひと(野山獄で;貿易をめぐって―攘夷と開国;杉家の幽室で;ハリスの来日;月性と黙霖;『講孟余話』;山県太華との論争)
  • 急旋回―尊王攘夷から刑死へ(通商条約調印;松下村塾の政治セクト化;「草莽の臣藤原矩方」;再び獄窓から;武士道精神;死出の旅)
  • 死して不朽の見込あらばいつでも死ぬべし―エピローグ

「BOOKデータベース」 より

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