インディアスの破壊をめぐる賠償義務論 : 十二の疑問に答える

書誌事項

インディアスの破壊をめぐる賠償義務論 : 十二の疑問に答える

ラス・カサス著 ; 染田秀藤訳

(岩波文庫, 青(33)-427-9)

岩波書店, 2024.3

タイトル別名

Tratado de las doce dudas

賠償義務論 : インディアスの破壊をめぐる : 12の疑問に答える

タイトル読み

インディアス ノ ハカイ オ メグル バイショウ ギムロン : ジュウニ ノ ギモン ニ コタエル

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注記

原著 (1564) の全訳

翻訳の底本: Tratado de las doce dudas, Fray Bartolomé de las Casas, Opúsculos, Cartas y Memoriales. Obras Escogidas de Fray Bartolomé de las Casas, V, biblioteca de autores Españoles (BAE.), Tomo CX, Ilustración preliminar y edición por Juan Pérez de Tudela Bueso, Madrid, ed. Atlas, 1958. Doc. L, pp. 478-536.

参考文献: p359-368

内容説明・目次

内容説明

スペインによる新世界の征服/支配の正当性を否定し、先住民インディオの自由と人権を訴えつづけたラス・カサス最晩年の論策。新大陸で略奪行為を働いたすべてのスペイン人を糾弾し、先住民に対する賠償義務を数多の神学・法学理論に拠り説き明かし、その履行をつよく訴える。当時のスペイン人植民地社会を震撼させた警世の書。

目次

  • 1 疑問(カハマルカの財宝について;貢租の査定が実施されていなかった頃について;初めて貢租の査定が実施された頃について;現在、ペルーで実施されている貢租の査定について;エンコメンデロと関わりのある人たちについて;金鉱山と銀鉱山について;墳墓に副葬された財宝について;グァカへの供物について;インガのチャカラについて;クスコ占領について;インガの支配権について;一部の兵士が申し立てている良心について)
  • 2 ラス・カサスによる回答(諸原則;回答(結論))

「BOOKデータベース」 より

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