伊勢参宮文化と街道の人びと : ケガレ意識と不埒者の江戸時代

書誌事項

伊勢参宮文化と街道の人びと : ケガレ意識と不埒者の江戸時代

塚本明著

(歴史文化ライブラリー, 590)

吉川弘文館, 2024.4

タイトル読み

イセ サングウ ブンカ ト カイドウ ノ ヒトビト : ケガレ イシキ ト フラチモノ ノ エド ジダイ

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注記

参考文献: p268-272

内容説明・目次

内容説明

多くの参宮客で賑わう伊勢。神聖たる地の実態はいかなるものだったのか。ケガレを避ける方策、神主の勤務実態、街道での商売、女性たちの人生…。参宮文化に潜む卑俗さと人びとの営みを通して描く、個性豊かな社会。

目次

  • 伊勢の実像に迫る視角―プロローグ
  • 参宮客と「ケガレ」の回避(参宮客を迎える芸能民;被差別民の参宮;仏教と参宮)
  • 神宮領の「清浄さ」のしくみ(「死穢」の判定;「なかったこと」にされる死―速懸;動物のケガレの除去―犬狩)
  • 御師の実態と参宮文化(御師と伊勢神宮;伊勢での案内と接待;不埒な参宮客と神主;神主の人事制度;神主の勤務実態と外部評価)
  • 参宮街道沿いの人びと(御師と上方旅籠屋の客引き;街道の諸稼ぎ;参宮街道恋物語;愛と憎しみの人間模様)
  • 伊勢が迎えた近代(「異国」の接近とケガレ意識;異国認識の諸相と維新期の転換)
  • 伊勢の近代化の光と影―エピローグ

「BOOKデータベース」 より

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