刑の重さは何で決まるのか
著者
書誌事項
刑の重さは何で決まるのか
(ちくまプリマー新書, 454)
筑摩書房, 2024.4
- タイトル別名
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刑の重さは何で決まるのか
- タイトル読み
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ケイ ノ オモサ ワ ナニ デ キマル ノカ
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注記
参考文献: p195-197
内容説明・目次
内容説明
「主文 被告人を懲役10年に処する」―。その根拠を考えてみたことはあるだろうか?犯罪とは何か、なぜ刑が科されるのか。制裁としての刑罰はどうあるべきか。「刑法学」の考え方を丁寧に解説する。
目次
- 第1章 刑法学の世界(なぜルールが存在するのか;刑罰は何を目的としているのか;量刑に至る「長く曲がりくねった道」)
- 第2章 犯罪論の世界(犯罪とはどのような行為なのか;犯罪の成立はどのように判断するのか;犯罪の要件を吟味する;「わざと」と「うっかり」;犯罪が未完成のとき;犯罪に複数の者が関与するとき;犯罪が犯罪ではなくなるとき;犯罪の数の数え方)
- 第3章 処遇論の世界(刑法が前提にしている人間像;犯罪者の処遇を考える)
- 第4章 量刑論の世界(刑をどの程度に科すのかという問題;量刑は具体的にどのように判断するのか)
- 第5章 刑法学の新しい世界(「犯罪と刑罰」の新しい考え方;「責任」の新しい考え方;刑法学も変わっていく)
「BOOKデータベース」 より