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道徳形而上学の基礎づけ

カント著 ; 大橋容一郎訳

(岩波文庫, 青(33)-625-1)

岩波書店, 2024.4

タイトル別名

Grundlegung zur Metaphysik der Sitten

タイトル読み

ドウトク ケイジジョウガク ノ キソズケ

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注記

カント『道徳形而上学の基礎づけ』(Immanuel Kant, Grundlegung zur Metaphysik der Sitten, 1785) の全訳

PhB (哲学文庫) 版の改訂第2版 (2016年刊) を底本とし、アカデミー版カント全集第4巻 (1911年刊) などを参照したもの

標題紙と表紙のシリーズ番号: 33-625-1

背のシリーズ番号: 青625-1

索引・訳語一覧: 巻末p1-11

内容説明・目次

内容説明

「君の行為の格律が君の意志を通じて普遍的な自然法則になるかのように、行為せよ。」カント哲学の導入にして近代倫理の基本書。人間の道徳性や善悪、正義と意志、義務と自由、人格と尊厳、共同体と規則などを考える上で必須の手引きである。訳語を精査し、初学者の読解から学術引用までを考慮した新訳。

目次

  • 第1章 道徳についての普通の理性認識から哲学的な理性認識への移り行き
  • 第2章 通俗的な道徳哲学から道徳形而上学への移り行き(道徳性の最上位の原理としての意思の自律;道徳性の真正でないあらゆる原理の源泉としての意志の他律;他律を根本概念に採用することで可能になる道徳性のあらゆる諸原理の区分)
  • 第3章 道徳形而上学から純粋実践理性批判への移り行き(自由の概念は意志の自律を解明するための鍵である;自由はあらゆる理性的存在者の意志の特性として前提されなければならない;道徳性の諸理念に付帯している関心について;定言命法はどのようにして可能なのか?;あらゆる実践哲学の究極の限界について)

「BOOKデータベース」 より

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