Bibliographic Information

論文の書きかた

佐藤健二著

(ちくま学芸文庫, [サ55-1])

筑摩書房, 2024.5

Title Transcription

ロンブン ノ カキカタ

Available at  / 63 libraries

Note

シリーズ番号はブックジャケットによる

文献一覧: p296-300

弘文堂2014年刊「現代社会学ライブラリー」第18巻の文庫化

Description and Table of Contents

Description

論文を書くとき、気をつけなければならないことはなにか。論文は、どんな基準で評価されるのか。本書は論文の書きかたについて、社会学を中心に、研究プロセスにおける作法にそって解説する。著者自身の体験を手がかりとしながら、問題設定や社会調査、資料批判、図表の論理、注の役割、研究倫理など、論文作成において外せないポイントを掘り下げていく。論とはなにか、文とはなにか、そして書くとはなにか。「論文を書く」という現象それ自体の社会学的な考察であるとともに、新たな認識を自分で生み出すためのレッスンでもある。

Table of Contents

  • 第1章 論文とはなにか:辞書に書いていない意味を考える
  • 第2章 「論」と「文」の結合:論文の形式
  • 第3章 “文”で論ずることの厚み:読む対象/知る方法
  • 第4章 主題・問題意識・問題設定:問いを立てる(その1)
  • 第5章 通念の切断と思考の運動:問いを立てる(その2)
  • 第6章 観察と対話の組織化:方法としての社会調査(その1)
  • 第7章 調査研究のさまざまな局面:方法としての社会調査(その2)
  • 第8章 2項対立のあしらいかた:疑似問題の流動化
  • 第9章 リレーショナル・データベースとしての社会
  • 第10章 「クダンの誕生」の経験をふりかえる:論文を書く
  • 第11章 リテラシーの発見:パソコンで書くこと(その1)
  • 第12章 読書空間のなかで書く:パソコンで書くこと(その2)
  • 第13章 コピペと引用の使いこなし:他者の「文」で考える
  • 第14章 見えかたをデザインする:表と図が生みだす思考空間
  • 第15章 研究倫理の問題:他者を尊重し自らに誠実に
  • 第16章 編集者として見なおす:書きなおす読者として

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

Details

Page Top