書誌事項

人新世と芸術

岡田温司著

(筑摩選書, 0280)

筑摩書房, 2024.5

タイトル読み

ジンシンセイ ト ゲイジュツ

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注記

参考文献: p240-248

内容説明・目次

内容説明

人新世(アントロポセン)。人類が地球の地質や生態系に与えた影響に注目し、近年提唱されている地質区分である。人新世は、気候変動や環境破壊をもたらし地球を危機に陥れた。では芸術はこれとどうかかわってきただろう。美術作品は環境変化にきわめて敏感であり、芸術とサイエンスをつなぐものとしてエコロジーの思想は培われてきたのではないか。そういった見通しの下、17世紀から20世紀に描かれた美術作品に焦点を当て検討する。優れた観察者で、記録者だった画家たちはその変化をどう描いただろう。新たな西洋美術の見取り図を提案する。

目次

  • 第1章 かつて地球は寒かった―小氷期とコロニアリズム
  • 第2章 エコロジーとエコノミー
  • 第3章 火山の噴火
  • 第4章 アルプスの氷河
  • 第5章 産業革命の表象
  • 第6章 霧のロンドン
  • 第7章 印象派と大気汚染

「BOOKデータベース」 より

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