日本統治下の台湾 : 開発・植民地主義・主体性

書誌事項

日本統治下の台湾 : 開発・植民地主義・主体性

平井健介著

名古屋大学出版会, 2024.6

タイトル別名

日本統治下の台湾 : 開発植民地主義主体性

タイトル読み

ニホン トウチカ ノ タイワン : カイハツ・ショクミンチ シュギ・シュタイセイ

大学図書館所蔵 件 / 90

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: 巻末p12-29

内容説明・目次

内容説明

植民地における「近代化」とは何か。経済開発を軸として社会の隅々にまで及んだ統治の実態と、環境の激変を生き抜く台湾人の主体性を同時に捉え、日本最初の植民地が経験した特異な「近代化」の全容と限界を描き出す。信頼できる通史の決定版。

目次

  • なぜ日本統治時代の台湾なのか
  • 第1部 台湾統治の開始―一九世紀後半(台湾領有の系譜;統治者の交代、被治者の選別)
  • 第2部 「対日開発」の時代―一八九五〜一九一〇年代前半(統治の開始;帝国経済圏の形成;近代製糖業の移植;官業)
  • 第3部 「総合開発」の時代―一九一〇年代後半〜一九三〇年代前半(統治の再編;農業の多角化;工業化の進展;アジアのなかの台湾;地方開発)
  • 第4部 「軍事開発」の時代―一九三〇年代後半〜一九四五年(統治の黄昏;戦時下の台湾経済)
  • 日本統治時代の開発の評価

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ